どうも!あらツーです。
コロナウイルスの影響で大荒れの世界経済。。。NY株式市場では、取引を強制的に停止させるサーキットブレーカーが週に2度も作動するし、欧州での感染者の増加等、いよいよリーマンショック以上の景気悪化が現実味を帯びてきました。
しかし、リーマンショック後のアベノミクスで多くの億り人が誕生したように、このコロナショックを乗り越えた先に、数年後に億り人になっている未来が待っている!そんな淡い妄想をしている、能天気系含み損100万越え弱小投資家のあらツーです。
手が届かなかったあの優良銘柄が割安で買えるところまで落ちています。次の投資先について考えを整理しました。
目次
注目したい銘柄とは
以前のブログで、シクリカル銘柄とディフェンシブ銘柄のことをまとめました。
https://aratwolife.com/study/cyclicaldefensive
景気敏感株といわれるシクリカル銘柄は、コロナショックの影響を直で受けています。中国に工場を持っている企業は生産ストップを余儀なくされたし、不景気になるとモノは売れなくなり、輸出産業は大打撃です。円高も加わり株価下落に拍車をかけています。次回の決算発表では軒並み大幅な下方修正となるはずです。
今回は、コロナウイルスの影響が低いのに、株価が下がって割安になっているディフェンシブ銘柄から、光る原石に目星をつけておきたいと思います。
コロナ特需
コロナウイルスの一連の騒動で、あらツーがパッと頭に思い浮かんだワードは、「マスク」、「消毒液」、「トイレットペーパー」、「薬」、「自粛」、「テレワーク」です。
ここで注目したいのは「テレワーク」。テレワークとは、職場にとらわれない柔軟な働き方のことです。外出を自粛するような流れになってからは、各企業でもテレワークが一気に取り入れられたのではないでしょうか?皮肉なことに一向に働き方改革が進まなかったのに、コロナウイルスの影響で一気にテレワークが社会に浸透しましたね。あらツーの本業の方も原則自宅勤務(私はテレワーク提供側の人間なので、有無を言わさず通常出勤)ですが、意外とそれでも仕事は回るもの。コロナショックが落ち着いても、この取り組みは続けられそうな気がしています。テレワークは、①在宅勤務、②移動中のモバイルワーク、③レンタルオフィスの大きく3つに分けられ、コロナ対策としては濃厚接触を避けることに重きを置かれているため、在宅勤務をサポートするサービスを提供している銘柄は大チャンスと考えられます。ということで、1部上場のテレワーク銘柄を株探で検索しました!
ここで注目したいのは、「kintone」などのSaaSサービス等を提供しているサイボウズです。私がこの企業で注目したキーワードは、「SaaS」、「情報(プロジェクト)管理」、「サブスクリプション」です。テレワークは、チームワークがうまく機能しにくいです。そういう課題を解決するSaaSサービスを提供しており、多くの企業で導入が進められています。
そして何より、サブスクリプション(定額制のサービス)だから、一度企業に導入すれば、定期的に収益を得ることができます。それと企業に勤めている方であればわかる思いますが、一度会社に取り入れたら、違うサービスに移行するのが大変困難です。会社に導入したら最後、長期間の利用が約束されたようなもの。収益の予想も立てやすく、2019年3Q決済発表では営業利益が前年比の+57%だったので、来年度もそれ以上の営業利益が期待できると考えています。
コロナショックに釣られてだいぶ株価を下げてしまいましたが、このサービス内容であれば、決算発表にはそこまで影響が出ない(むしろコロナ特需では?)と予想しています。2019年3Q決済発表後に2倍近く株価を伸ばしていたので、次の決算発表でも同様の株価上昇が期待できると思います。
最悪のシナリオ(五輪ショック)
しかし、上記で注目したい銘柄を紹介しましたが、コロナの影響で東京五輪開催自体が危ぶまれおり、一層の株価下落を引き起こすかもしれません。年始はこんな能天気なブログを書いていたのに、、、苦笑
https://aratwolife.com/asset-management/tokyo-olympic
夏頃になれば、日本でのコロナ発症は一旦落ち着くと思われますが、全世界では落ち着かないと思います。何かしらの入国制限等をかけながら開催をする必要があるのではと考えられます。オリンピック開催の意義とは?という原点に立ち返ると、開催するべきではないという結論に至っても仕方がないと思います。
今の株価はオリンピック開催中止の影響を織り込んでいないので、中止決定となれば日経平均は更なる暴落が。。。
日本株は当分危ない?
あらツーの中では東京五輪の先行きが確定する4月中までは、日本の個別株に手を出さない方が良いという考えです。そこまで様子見していても十分間に合うと思います。
そのため、私自身は自分のルールに従って、海外ETFのSPYDをコツコツ買い集めています。SPYDはS&P500の高配当銘柄top80で構成されたETFですが、ハイイールド債(信用格付けが低い社債)の投資割合が多いため、今回のコロナ相場で上場来安になっています。まだまだ底が見えていないのですが、時間を分散しながら定期的に買い増せば、後々高配当がおいしくなってくるはず。これが今の自分の最適解だと思っています。
まとめ
正直このような大荒れの相場の中では、明日どうなるかなんてわかりません。なので私のような素人投資家は、以下の2択が最善策ではないかと思います。
・淡々と積立投資
・投資資金の準備
1日でも早くコロナが収束してくれるといいのですが。。。含み損100万越え、辛み。
では!