どうも!あらツーです。
世界同時株安で、割高でなかなか買いづらかったあの株も、安値で買えるチャンスとなりました。このタイミングで、世界経済の中心である米国株デビューをしてみてはいかがでしょうか?米国株となると参入障壁が高いイメージですが、決してそんなことはないので、今日は買い方を紹介したいと思います。
目次
米国株の買い方
日本の株を買うのとほとんど変わりません。米国市場は 日本時間でいうPM11:30~翌AM6:00 に開いています。
銘柄を選択し、欲しい株数を入力(1株~買えます)、指値か成行を指定、一般・特定・NISA口座のどれかを選択。
で終わりです。日本株と違うのは、指値の際の支払い方法が3つあることです。
①円貨決済
②外貨決済
③外貨建MMF(マネー・マーケット・ファンド)
円貨決済
基本的に米国株はドルで買う必要がありますが、ドルを持っていなくても買うことができるのが、円貨決済です。証券で勝手に日本円をドルに変えて(ドル転)、株を購入してくれます。そのかわりスプレッド(手数料みたいなもの)がかかります。
空港とかで換金するときに、レートは100円/$なのに換金所でドルに換えようとしたら、103円/$なことありますよね。円に戻すときは97円/$とか。これがスプレッドです。
楽天証券では25銭/$のスプレッドがかかります。
外貨決済
自分で証券口座に用意したドルで購入することを、外貨決済といいます。ドルの準備の仕方は2通りあって、①楽天証券内で為替取引をし用意するのと、②「SMBC信託銀行」「三井住友銀行」の2つの銀行から入金する方法があります。銀行から送金する方が、スプレッドが安いです。私は①しかやったことがないので、②もいつか紹介できればなと考えています!
外貨建MMF
外貨建MMFとは米ドルなどの外貨で運用する投資信託のことを言い、例えば1000ドル分の外貨MMFを持っていた場合、米国株を購入するのに必要な金額が100ドルだとしたら、証券口座側で勝手に外貨MMFを100ドル分解約し、購入にあてがってくれます。
外貨建MMFの細かい説明は割愛しますが、年利1%近くて、元本が減りずらいということから、証券口座で待機しているドルがある人は外貨建MMFを買ってプールしておくのがおススメみたいです。これもいつか別ブログで書きますね!
では実際に購入の手順を見ていきましょう。今回は海外ETFのSPYDを購入する手順です。
手順
STEP1.ログイン
楽天証券にログイン後、上のタブから、海外株式>米国株式を押下
STEP2.対象の米国株銘柄を検索
米国株式検索でほしい銘柄を入力し、検索を押下。今回は「spyd」
STEP3.銘柄を購入
買いボタンを押下。
株数、買い方(指値・成行)、決済方法、口座を選択して購入できます!(特定口座で円貨決済をすれば、この株取引に関する確定申告は証券側がやってくれるため考慮不要になります!)
米国株の配当の注意点
米国株の配当金には注意点が2点あります。
まず、米国株の配当金には、米国で10%課税され、日本でも20.315%課税されます。いわゆる二重課税というやつで、合計28.283%が差し引かれます。これは確定申告で外国税額控除をすることで一部還付されます。
また、配当金をそのまま証券口座で保有していると、為替差損益が発生します。例えば配当をもらったときに105円/$だとして、出金するときに120円/$になっていたら、その差の15円が為替差益となり雑所得として課税対象となります。
これを避けるためには、配当受取日に、円転or配当再投資or外貨建MMFを購入するか、をすれば為替差益の考慮が不要となります。同日中に処理ができない場合は、配当もらった時の為替と、売買するときの為替を記録して、確定申告する必要があります。配当金はなるべく受け取り同日中に処理しましょう!
まとめ
日本株と同じように、簡単に米国株の購入を始めることができます。少しでも安いスプレッドや、配当金の為替差益、二重課税などを考えると、多少面倒くさいところはありますが、世界的大企業に投資でき、配当が高く減配しにくい、年に4回も配当がもらえるなど、米国株にはメリットがたくさんあります。
是非、この株安のタイミングで、米国株を始めてみてはいかがでしょうか。
では!