株の勉強

【暴落態勢◎】債券ETF(AGG,BND)に活路を見出す!

どうも!あらツーです。

最低限の生活用資金以外は投資(しかも株式100%)に回しているリスク許容度ユルユルなあらツーです。こんなこともできるのも、独身で本業の安定した収入があるからこそ。。。しかし!コロナショックを経て、マインドに変化が!

ハイリスク・ハイリターンの株式投資は、FIREを目指す上で魅力的ですが、今回のコロナショックでの底値付近では、持株すべて含み損で、余力もなく、おおきな機会損失となってしまいました。

あらツー
あらツー
コロナショック後に投資始めた人たちが羨ましい。ぐぬぬ…
株式相場が下落トレンドに生じると、株などのリスク資産から、金や債券などの安定資産に資金が流れやすいそうです。つまり自分のポートフォリオに債券をうまく取り入れていたら、債券を売って株を買うことができたのかも、と思い始め、株式100%の自分のポートフォリオを見直そうと思います。

そのために、今回は債券ETFについて調べました。

目次

債券とは

債券とは、国や地方自治体、企業などが一般の投資家からお金を借りるために発行する有価証券です。

株の場合、値上がり益(キャピタルゲイン)や配当(インカムゲイン)が期待できますが、債券は利息(インカムゲイン)のみです。債券の場合は、満期まで保有すれば元本と利息がもらえるので元本割れするリスクが少なく、ローリスク・ローリターンです。しかし債券発行元が、元本や利息の支払いを遅延したり停止したりする「デフォルト(債務不履行)」となるリスクはあります。

債券の信用力や元利金の支払い能力の確実性などを分析した指標となる格付けがあるので、格付けをよく見た上で投資すべきか判断が必要です。

あらツー
あらツー
デフォルト怖いけど、格付け表見て投資すればいいのね!ってめんどくさっ!

米国債券ETFが盤石!

株と同様、個別の銘柄を選別して買うのは大変ですし、リスクがあります。リスク分散のため投資銘柄を増やそうとすれば、まとまった資金が必要。そこでみんな大好きETFの出番です。小額で多くの銘柄に分散投資ができる素敵なETF!私が目をつけているのは、以下の2つのETFです。

  • AGG (iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF)
  • BND (バンガード・米国トータル債券市場ETF)

この2つのETFは、米国債券の中でも、格付けランクが高い債券で構成されています。世界経済の中心、米国の債券ということで、安定感抜群の投資先だと思います。数千を超える銘柄で構成されているため、どこか1つの銘柄がデフォルトしたとしても、わずかな損害で済みます。(過去、構成銘柄でデフォルトとなったことないらしい!)

また、今回のコロナショックでも、債券ETFも価格が下落しましたが、株と比べると大分マシです。

2019年12月中旬の株価を0として、SPX(S&P500のインデックス)とAGG、BNDがどの程度価格に変動があったかを見比べてみました。

AGG(青)とSPX(オレンジ)のチャート比較

BND(青)とSPX(オレンジ)のチャート比較

コロナショックがあったにも関わらず、債券ETFは昨年12月中旬と比較して、±5%の変動しかありませんでした。一方、SPXは+5%~-30%の変動がありました。いかに米国の格付け上位の債券で構成されたAGG,BNDの価格が安定しているかわかりますよね。

株価が下落すると、投資家心理として安全な資産に流れやすいということもあり、債券ETFはそれほど時間がかからずコロナショック前の価格に戻っています。つまり株と債券を適切な割合でポートフォリオに組み込めば、暴落時のリスクヘッジになりそうですね。

あらツー
あらツー
暴落態勢があり、毎月分配金がもらえる!これはポートフォリオに取り入れるしかない!?

AGGとBNDどちらを選んでも間違いなし!

調べると、どちらとも似たり寄ったり。どちらを選んでも間違いなさそうです。

簡易比較(2020/06/21時点)

比較項目 AGG BND
基準価格(2020/06/19) $117.800  $87.995 
分配金(2020/06/1) $0.21  $0.17 
経費率 0.05% 0.035%
銘柄数 8,076  9,237 
設定来トータルリターン 4.27% 4.49%
※ETF純資産 $747億.80 $501億.16 

あらツー
あらツー
これは、二卵性双生児といっても過言ではない!

各債券ETFの保有銘柄の格付け評価

AGGの格付別構成比率

(iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF HPより引用)

BNDの格付別構成比率

(バンガード・米国トータル債券市場ETF HPより引用)

BNDの、米国政府もAaa(AAA)評価とみなせば、AGGもBNDも構成はほぼ同じで70%近くがAAA評価!Baa(BBB)未満の銘柄もなく、とても優秀です。各社のホームページに詳細が載ってますので、下記を参照してみてください。

AGGの情報

BNDの情報

まとめ

株100%で資産運用をしていたため、コロナショックでは身動きをとることができず、悔しい思いをしました。今回調査した結果、債券ETFの安定さ、暴落態勢、毎月分配だから毎月嬉しい思いができるところなど、とても気に入りました。米国債券ということで、為替リスクはありますが、長期保有予定なのでそこまで大きな問題だとは思っていません。

株と債券で適切なアセットアロケーションを考えることで、より柔軟に相場の荒波に対応できると考えています。

そして私はBNDをポートフォリオに組み込むことにしました!!!

正直AGGと差分がほとんどないので、どちらを選んでも間違いはなさそうですが、決め手は基準価格がAGGよりも安く積み立てやすいからです。

持ち株が増えやすいと、積み立てモチベーションにつながると思いました!長く険しい投資の道です。モチベーション維持はとても大切な要素だと思います。あと指標を比較すると、ちょっぴりBNDの方が優秀に感じますしね!

株と債券の割合をどうするかは未検討ですが、とりあえず来週から小額で機械的にコツコツ積み立てをしていきたいと思います。投資はあくまで自己責任でお願いします!

では!