【雑記】相場急落時の長期投資について見つめ直す

どうも！あらツーです。

ここ最近、世界の相場の雲行きが怪しいですね。金融緩和でイケイケどんどんだった空気は薄れ、脳裏には「暴落」の二文字が。。。
日本はというと、五輪無観客開催、4度目の緊急事態宣言、迷走政治で日本経済ボロボロ。そして、ワクチン接種したとしてもデルタ株の感染率は高いみたいだし、、、。

先週のような相場が急落した時に、狼狽売りをしそうになったり、一回売って下がったところを買い戻して～、なんてスケベなこと考えたりしがちですよね。そして大抵うまくいかず後悔する。。。今回久しぶりに狼狽売りしそうになったので、FIREの本を読み返して、心を落ち着けました。

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法 [ 穂高　唯希 ] 楽天で購入

この本は、三菱のサラリーマンだった著者が、３０歳でFIREをした方法が書かれています。FIREという考え方に至った経緯、支出の抑え方、資産の築き方、配当再投資についてなどが学べます。

私の投資の最終目標は、４０歳で「サイドFIRE」することです。配当金で一部（理想は全部）の生活費を賄えるようにし、足りない分は労働で補う。この生活を手に入れることが自分の夢です。今回のように急激な株価下落の時こそ、この本に書かれていた以下の言葉を思い出したいです。

• 株価に一喜一憂せず、上がっても下がっても売らない
• 長期投資をする上で含み損は不可避
• 30％～60%程度の暴落はいつなんどきも起こり得る
• 相場低迷期が１０年以上続くこともある
• 株価が低迷・下落したときこそ、淡々と株式を購入しておきたい

また、地域や銘柄を分散して積み立て投資をしていれば、基本的にプラスサムゲームなのです。市場に長く居続ければ居続けるほど、元本割れするリスクが減っていきます。（下図は、金融庁の資料から抜粋）

一時の暴落で狼狽売りをしてしまうと、このプラスサムゲームから途中退場してしまうことになります。だからこそ、長期投資（高配当狙い）の銘柄に関しては、資産総額に感情を左右されるのではなく、受け取る「配当総額」を意識したいですね。今回のような暴落は企業の業績不振によるものではないということ、つまり配当金に影響がほとんどないので、高配当株を安く仕入れるチャンスだと頭を切り替える。

口座に表示される含み損が増えるのは精神的にキツイですが、確実に右肩上がりで増えていく配当金を見れば、成長を感じられ、それが投資をするモチベーションに繋がります。

そんなこんなで、つい先日、年間の予定配当総額が１６万円（税引き前）を超えました。８月９月と相場が大荒れしそうですが、長期投資は心惑わされることなく粛々と高配当銘柄や連続増配銘柄に積み立て投資を行っていきたいと思います。

では。